世界最長の直行便、運航終了へ

新しいサービスが始まる一方で、残念ながらひっそりと消えていく路線や機材もあります。

先週末の11月23日(土)、民間航空路線の直行便としては世界最長となっていたシンガポール航空のシンガポール~ニューヨーク(ニューアーク)路線(SQ22/SQ21)の運航が終了されました。

シンガポール~ニューヨーク間は距離にして約15000km、飛行時間は18時間30分にも及びます。機材はETOPSの制約を受けず、かつ15000kmを有償飛行できる唯一の機材であるエアバスA340-500型が専用機として運航されてきました。

Singapore Airlines AirbusA340-500 9V-SGB
Los Angeles Airport (24/03/2013)

このエアバスA340-500型機はLeader shipの愛称で2003年末から2004年にかけてシンガポール航空へ5機納入されました。当初はプレミアムエコノミークラスとビジネスクラスの2クラス仕様でしたが、ターゲットをビジネス需要に絞ったのか数年前に全席ビジネスクラスのモノクラス仕様へ変更されました。

路線については導入当初からシンガポール~ロサンゼルス路線、シンガポール~ニューヨーク(ニューアーク)路線に投入されています。他には間合いでシンガポール~バンコク路線やジャカルタ路線に投入されていた時期もありました。しかし、定期便で来日することは無く(ダイバートで深夜の関空や中部へ立ち寄ったことはある)、結局日中にその姿を日本国内で見る機会はありませんでした。

残念ながらニューヨーク路線直行便運航終了に伴い、5機のエアバスA340はシンガポール航空を離れ、エアバス社へ売却されることになっています。メーカーでの生産終了の後ということもありA340はなかなか買い手がつかないようなので、エアバス社でそのまま解体される可能性もありますが、またどこかで活躍する姿が見られることを願いたいですね。

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